鬱ゲー・グロ系エロゲおすすめ10選！後味が悪い最悪のトラウマゲームを紹介【アダルトPCゲーム】

人間の狂気を題材とし、救いのない結末でプレイヤーの精神を崩壊させる、そんな鬱ゲー・グロ系エロゲを紹介します。

残虐なシーンを描くグロ作品、幽霊や怪奇現象を扱ったホラー系作品、精神的問題を抱えるキャラクターの葛藤を描いた作品など、鬱ゲーの種類は様々。

「どうしようもない絶望感を味わいたい！」

「バッドエンドで後味の悪い結末を迎えるトラウマ作品をプレイしたい！」

という方に向けて、本記事では憂鬱な気分にさせられるのになぜか惹かれてしまう、そんな鬱ゲー作品をまとめています。

自分の性癖に合う作品を探してみてください。

※紹介する作品のなかにはトラウマになってしまうぐらい刺激の強い作品もあるので注意。

この記事を書いた人

bell

• エロゲーマー歴8年のwebライター
• 3つのブログを運営、本ブログは累計300万PV達成
• プレイしたエロゲ約400本、購入した音声作品300以上
• エロにかけた金額300万円以上
• 実用性重視、評価の高い人気作品を厳選して紹介

鬱ゲー・グロ系エロゲおすすめ10選【アダルトPCゲーム】

さよならを教えて

『終ノ空』『ジサツのための101の方法』に並ぶ「三大電波ゲーム」の一つと呼ばれ、ゲーム史上最狂最悪の鬱ゲーとして有名な『さよならを教えて』。

主人公はとある女子校に通う教育実習生。

正規の教員になることを目指して学校での日々を送る主人公ですが、彼は日々襲いかかる悪夢に悩まされていました。そんなある日、主人公は自分が怪物となって美しい天使を蹂躙するという奇妙な夢を見ます。

校内の保健医に悪夢のことを相談していると、一人の少女「巣鴨睦月」が保健室を訪れます。その少女の容姿は夢に出てきた天使に酷似していました。

現実と悪夢の区別がつかなくなってしまった主人公が、放課後の学園を彷徨い歩き、ヒロイン達との交流を通して奇妙な夢の真相を探っていく、というお話。

このゲームは主人公の一人称視点で物語が進みます。

しかし、ストーリーを読み進めていくと主人公が訳の分からないことを言い出したり、選んだ選択肢とは異なる行動を取り始めたり、「あれ？主人公の様子が変だぞ？」とプレイヤーが気づけるようにできていて、ストーリーの進行と共に主人公の異常性が明らかになっていきます。

徐々に現実と妄想の区別が曖昧になっていく主人公の心理描写が狂気に満ちていて、めちゃくちゃ怖い。

テキストや背景画面、BGMなど、ありとあらゆる表現を用いて、主人公の狂っていく様子を丁寧に描いています。その表現が本当に不気味で、作中何度もゾッとさせられました……。

そして、極めつけはストーリーの最後でタイトル『さよならを教えて』の意味が分かる後味の悪さ。

ストーリーの途中までは「主人公の不可解な言動」や「作中の不気味な雰囲気」に恐怖を覚えていたのに対し、後半からは「ストーリーの内容が理解できてしまったことによる恐怖」が始まります。

言葉では言い表せないこの作中の恐怖感は今でも忘れられません。

紹介しといてなんですが、心の弱い方は本当に病む可能性があるため、プレイする際は慎重に……。

沙耶の唄

アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』や『まどか☆マギカ』の脚本を手掛けたことで有名なシナリオライター「虚淵玄」氏がシナリオを担当。

「虚淵玄」氏の4作目のPCゲーム作品。発売から14年が経つ今なお高い評価を受けており、ニトロプラスの入門作としても知られる名作アドベンチャーゲームです。

以下、少しネタバレになりますがストーリーの説明です。

交通事故で生死の境をさまよった主人公「匂坂郁紀」は、事故の後遺症で周りの物がすべて「醜悪な肉塊」に見えるようになってしまいます。

風景や人物がすべて肉塊に見える狂った世界で過ごすなか、ある日、主人公は謎の少女「沙耶（さや）」と出会います。

狂ってしまった主人公の視界で唯一「沙耶」だけは普通の人間に見え、美しく可憐な少女の姿をしていました。そんな彼女と一緒に過ごすうちに、主人公は「沙耶」に惹かれていきます。

しかし、主人公の視界で「美しく見える」ということは、現実の世界では「醜いバケモノ」に見えるということ。彼女の正体は一体何者なのか、それを探っていくお話。

ある人はこのゲームを「純愛ゲー」と言い、ある人は「鬱ゲー」と言います。どちらも正しいのがこのゲームの凄いところ。

世界の認識の違いで醜いバケモノを美しいと感じた主人公は、事故に遭う前の正常な世界に戻ることを望むのか、それとも沙耶と一緒にいることを選ぶのか。

愛と狂気がテーマの作品。狂ってしまった世界で少女と2人っきり。どこか歪んでいるけれど、美しくて切ない恋の物語が描かれています。

今後も長く語り継がれるであろう超名作です。

【にくにく】死に逝く騎士 異世界に響く断末魔

「バグシステム」から発売された女騎士×料理×グロ系ADV。

グロ系エロゲとして名を馳せた「死に逝く（にくにく）シリーズ」第2弾。

物語の舞台は人間や魔族、エルフ、ドワーフ等、様々な種族が生きているファンタジー世界。そんな世界にある日、異世界から上位種族の少年がやって来て、魔族も人間も関係なく次々と蹂躙されていきます。

女騎士「ウルティナ」は王国の姫「ルシャ」の命を守るため、騎士の誇りを捨ててルシャの命を見逃してほしいと懇願し、少年のために働くことを受け入れます。

しかし、少年の目的は、この世界の食材（人間含む）を使って美味しく食べることでした。女騎士は姫を守るために無実の人間や他種族を蹂躙し、少年が満足する料理を作らなければいけなくなります。

「圧倒的な力を持つ上位種になぶり殺しにされる」という前作のストーリーを踏襲しつつ、全体的にグロさがパワーアップ。

前作以上に絶望感が増した狂気のストーリーに仕上がっています。

テーマが「料理」ということでお察しの通り、人間を料理して食べます……。

グロシーンの描写が生々しくて、とにかくキツい。

助けてと泣き叫び許しを請うヒロイン（当然ボイス付き）に対し、無慈悲に行われる残虐行為の数々。死に際の断末魔が絶望に満ち溢れており、最後まで直視できないほどグロいです。

私はある程度グロ耐性がある方だと思っていましたが、それでもストーリーを読み進めるのが辛かったです。夢に出てきそうな、記憶にこびりつくようなグロさでした。

「バグシステム」作品の中で一番グロくてキツい作品です。

死に逝く君、館に芽吹く憎悪

「バグシステム」から発売されたグロリョナ×凌辱×館モノアドベンチャー。

平穏だった世界に突如として上位種族たちが現れ、一方的に人間を虐殺。

家族が殺害される中、主人公「美亜」は逃げた先でも別の上位種族の男と遭遇し、彼の館へと拉致されてしまいます。美亜は上位種族の男に館に住むよう命じられ、数々の非道な行為を受けることに。

圧倒的な力を持つ上位種族の男に抗い、館からの脱出を目指す「館モノ×リョナグロ」エロゲ。

「美亜」以外にも館に連れてこられた少女たちが何人か存在し、彼女たちと協力して脱出の手掛かりを探していきます。

上位種族の男から与えられた部屋には体の傷が治る仕掛けが施されており、美亜は死にたくても死ねない無限の苦しみを味わうことになります。上位種族の食事として生きたまま鉄板の上で焼かれたり、刃物で腹を裂かれたり、目を背けたくなるような惨い死を何度も経験することに。

Hシーンの内容は過激な凌辱シーン、猟奇的なリョナグロシーンがメイン。四肢切断、流血表現が当たり前でHシーンの約8割は過激表現アリのグロシーンです。耐性のない人は注意が必要。

シナリオの方も完成度が高く、ただのリョナグロエロゲで終わらないのがこの作品の凄いところ。

絶対的な強者に支配された館からどのように脱出するのか、先が気になるストーリーが魅力です。

殻ノ少女

「InnocentGrey」から発売された私立探偵×推理アドベンチャーゲーム。

ある日、私立探偵の主人公「時坂玲人」は、一人の少女から「本当の私を探して欲しい」と変わった依頼を受けます。

同時期、巷では奇妙な猟奇犯罪が多発しており、主人公は事件の調査のため、行方不明者が出ている「私立櫻羽女学院」へ教師として潜入することに。

その学園で私を捜して欲しいと依頼した少女「朽木冬子」と再会し、再び事件が動き出します。

学園内や事件現場を探索し、聞き込みをして情報を集め、集めた情報を元に推理して犯人を捜し出す「謎解きアドベンチャーゲーム」。

『殻ノ少女』は鬱ゲーとしても有名。

一人、また一人と女学生が事件に巻き込まれていき、遂に主人公と面識のある少女たちが犠牲者に。事件を解決するために奔走する主人公ですが、あと一歩のところで救うことが出来ない、そんな「絶望感」が味わえます。

トゥルーエンド目指してゲームを進めるも、最後の最後で衝撃の結末が待っていたり、最後まで鬱展開たっぷりです。

常に不穏な空気感が漂い、最後の最後まで展開が読めない、まさに鬱ゲーのお手本のようなゲームです。

ミステリーやサスペンス系の作品が好きな人は、ぜひ一度『殻ノ少女シリーズ』をプレイしてみてください。

	殻ノ少女 HD版
	虚ノ少女《 NEW CAST REMASTER EDITION 》
	天ノ少女

『殻ノ少女』は三部作構成となっており、2作目『虚ノ少女』、3作目『天ノ少女』で完結します。

まずはリマスター版の『殻ノ少女 HD版』からプレイすることをおすすめします。

euphoria　ユーフォリア

「CLOCKUP」が手掛ける密室×強制レイプ×脱出アドベンチャー。

主人公「高遠恵輔」と6人のヒロインたちは、目を覚ますと見覚えのない白い部屋に監禁されており、首には機械のような物が取り付けられていました。異常な状況に混乱する彼らですが、突如機械音のアナウンスが流れこの部屋から脱出するためのルール説明が行われます。

ルールを要約すると「主人公が指定された行為を行ってヒロインを5回凌辱する」というもの。「ゲームを放棄した者には死」が与えられます。

女性に対する破壊衝動と凌辱願望を持つ異常性癖者の主人公は、幼馴染の「叶」を守るため他のヒロインを犯すことを決意します。

白い部屋に閉じ込められた主人公と6人のヒロインたちが部屋からの脱出を目指すアダルトPCゲームです

エロシーンの内容は「凌辱・レイプ」がメインで、かなりハードでマニアックなプレイが多め。

プレイヤーは凌辱するヒロインを自由に選択することができ、選んだ相手によってストーリーが分岐します。

最初は密室での人間関係を描いたデスゲーム系の作品だと思っていたのですが、完全に騙されました。

部屋を脱出してからが本編。二転三転するストーリー展開、各所に散りばめられた伏線。伏線を全て綺麗に回収していく後半のストーリー展開が秀逸で、なぜ監禁されていたのか物語の全容が少しずつ明らかになっていきます。

絶対にネタバレを見てはいけません！

情報を入れず知識ゼロの状態でプレイすることを強くおすすめします。

フラテルニテ

メーカー「CLOCKUP」から発売された宗教団体×洗脳×グロ系エロゲ。

主人公「白坂大智（しらさかたいち）」の姉「白坂美桜（しらさかみお）」は、暴漢に強姦され、自室に引きこもる生活を続けていました。しかし、ネット上で友達を見つけたことで生きる気力を取り戻し、白坂家は引越して心機一転、新しい生活を始めます。

しかしある日、主人公は移住先の街で怪しげな団体の存在を知り、姉がその団体に加入していることを知ります。

怪しげな宗教団体に通う姉や少女たちを救うために主人公が奔走するも、新たな悲劇が生まれ、少女たちが闇に堕ちていく鬱ストーリー。

この宗教団体は性行為の快楽によって「救い」を与えるという目的があり、心に傷を持つ少女たちは団体の洗脳にハマり、性行為に溺れていきます。そんな少女たちを救おうとする主人公ですが、希望は無情にも打ち砕かれてしまいます。

選択肢によって物語の内容が変化するマルチエンディング形式ですが、その全てがバッドエンドという鬼畜仕様。

救いが一切なく、後味が悪い系の鬱ゲーが好きな人におすすめ。

DEAD DAYS

『Maggot baits』『眠れぬ羊と孤独な狼』を手掛けた「昏式龍也」氏がシナリオを担当するバトル×サスペンスホラーADV。

見知らぬ場所で目覚めた主人公「暮坂 照」。その部屋には互いに面識のない男女数人が集められており、全員一度死んだはずの人間でした。

そんな彼らは、正体不明の存在から「余命を与える代償」として、この世に存在する様々な「亡霊」を始末することを指示されます。

状況が呑み込めないなか「亡霊狩り」に駆り出され、命がけの戦いを強制されることに。さらに、「甦りの副作用」として激しい性衝動に駆られ、発情状態となってしまいます。

死と隣り合わせの日常で性衝動に苦しめられながら、終わりの見えない戦いに身を投じていく、そんな漫画「ガンツ」の世界観を踏襲したストーリー。

エロあり、グロあり、バトルあり、そんな濃厚サスペンスホラーなストーリーが魅力。

Hシーンの内容は、主人公とヒロインの和姦Hシーンがメインですが、性衝動が強まるという設定を生かした発情Hシーンや乱交プレイなども収録。グロ系作品でありながらHシーンの実用性が高いのが特徴です。

いつ来るともしれない亡霊狩り召集の緊張感に、手に汗握る戦闘シーン。一気に読み進めたくなるような先が気になるストーリー展開が魅力的。

シナリオも綺麗にまとまっているので、「CRAFTWORK」の入門作品としておすすめです。

きまぐれテンプテーション

「シルキーズプラス WASABI」が手掛ける悪魔系ヒロイン×イチャラブ×推理探索ADV。

若き陰陽師の主人公「巽悠久」は、とあるマンションで起こった事件の調査を行うことに。

積極的にアプローチを仕掛けてくる悪魔系ヒロインの「アンネリーゼ」と呪いのマンションで共同生活を送りながら、事件の謎を解き明かしていく、というお話です。

パッケージの見た目からして抜きゲーの雰囲気ですが、実は推理要素やストーリーに力を入れた完全シナリオゲーです。

パケ絵で騙されてはいけません。普通にホラー要素あります。

マンションの住人たちから話を聞いて事件の真相を探っていく「推理要素」が本作の特徴。

話を聞く人たちは当事者である殺されたマンションの住人たちです。死後も「天使」と化してマンションの一室に留まっている住人たちから情報を集め、事件を推理していくゲーム性。

徐々に事件の真相が明らかになっていく推理モノらしいストーリー展開に加え、巨乳ヒロインとのイチャラブエッチシーンも楽しめるなど、実用性とシナリオの面白さを兼ね備えた新しい形のシナリオゲーです。

School Days スクールデイズHQ

「Overflow」から発売された学園恋愛モノ×バイオレンスサイコホラー。

いつも同じ電車で見かける同級生「桂言葉」に心した主人公「伊藤誠」。

「好きな子を携帯の待受画面にして3週間隠し通したら想いが叶う」、そんな流行のおまじないを試してみた主人公はある日、クラスメイト「西園寺世界」に見られ、恋を応援されることに。

「言葉」をデートに誘い、めでたく彼女で付き合い始めた主人公ですが、すれ違う日々が続きます。そしてある日、恋の相談に乗ってもらっていた「世界」と肉体関係を持ってしまいます。

主人公とヒロイン二人、歪な三角関係を描いた学園恋愛アドベンチャー。

「略奪愛」をテーマにした作品。

エンディングは皆さんご存知のとおり、主人公はヒロイン「世界」に殺され、主人公の遺体を発見した「言葉」が世界を殺害してバッドエンド。

どちらかと言うと、アニメの方が有名な作品ですね。

「誠〇ね」「悲しみの向こうへ 」があまりにもインパクトが強くて有名ですが、歪な恋愛関係や暗雲立ち込めるストーリーの雰囲気などに注目して見ると、より深く『School Days』の狂気が味わえると思います。

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